【書評】『マンガーの投資術』に学ぶ!バフェットの右腕が教える「お金持ちになる働き方と投資思考」

世界一の投資家として知られるウォーレン・バフェット。しかし、彼の成功の陰に「チャーリー・マンガー」という稀代の投資パートナーがいたことをご存じでしょうか?
今回ご紹介するのは、デビッド・クラーク著『マンガーの投資術 バークシャー・ハザウェイ副会長チャーリー・マンガーの珠玉の言葉――富の追求、ビジネス、処世について』です。
バフェットに関する書籍は数多く出版されていますが、マンガーだけに焦点を当てた本は非常に貴重です。投資のノウハウにとどまらず、「本当のお金持ちになるためのキャリア観や人生観」が詰まった本書の魅力をわかりやすく解説します。
チャーリー・マンガーってどんな人?
一言で言えば、「バフェットの右腕」です。バフェットとともに投資会社バークシャー・ハザウェイを世界的大企業へと育て上げ、バフェット自身の投資スタイルにも多大な影響を与えた伝説的な人物です。
本書は、そんなマンガーの格言や思考法が一つひとつ紹介されている「辞書のような一冊」となっています。
- 最初のページから順に読む必要がない
- 気になったテーマや章だけを抜粋して読める
- 投資本というより「人生の成功法則が学べる自己啓発本」に近い
読んでいると「まるでバフェットの本を読んでいるのでは?」と感じるほど、二人の価値観は深く同期しています。世界トップクラスの成功者が語る言葉には、計り知れない重みがあります。
成功を引き寄せる「キャリアの3大ルール」
本書の中で特に印象的なのが、マンガーが提示する「良いキャリアを築くための3つのルール」です。
- 自分自身が買おうと思わないものを売らないこと
- 尊敬しない人のために働かないこと
- いっしょに仕事をして楽しい人々とだけ働くこと
マンガー自身、バフェットという最高のパートナーと価値観を共有し、仕事を心から楽しんでいたからこそ、歴史的な大成功を収めることができました。「誰と、どんな姿勢で働くか」は、豊かな人生を築くための絶対条件と言えます。
なぜ一流弁護士をやめた?「専門職」と「本当のお金持ち」の違い
もともとマンガーは優秀な弁護士でした。一般的には高給取りの代名詞とも言える職業ですが、彼は「弁護士は稼ぐ(富を築く)のには向いていない」と判断し、あっさりと辞めて投資の世界へ転身しました。
その理由は、彼の次のような観察に基づいています。
- 「問題を速やかに解決し、他人に親切にしていれば、法律問題を抱えることはほとんどない」
- 「配管工、弁護士、歯科医、屋根葺き、外科医などの専門職にとって、お客さんになるのは『問題を抱えた人々』である」
つまり、専門職のビジネスはお客さんのトラブル対応が前提であり、自らが時間を差し出して働かなければ収入が得られません。
お金にまつわる本の中でも有名な書籍『金持ち父さん 貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著)でも、「お金持ちは専門職になるのではなく、専門職を使う人になる」と書かれています。いわゆる「〇〇士」と呼ばれる専門職に本物のお金持ち(資産家)が少ないと言われるのは、自分の労働力と時間に収入が依存してしまっているからなのです。
首から上を働かせろ!「考え・読み続ける」ことで富を生み出す
本書には、働き方に関する刺激的な言葉も登場します。
「私の経験から言えることだが、いつも考え続け、本を読み続けていれば、働く必要はない。」
専門職をはじめとする多くの労働は、資格や技術を使って「首から下(自分の労働力)」で稼ぐ構造です。自分が稼働を止めれば、収入も途絶えてしまいます。
一方で、マンガーの言うスタイルは、発明家トーマス・エジソンの有名な言葉にも通じます。
「首から下で稼げるのは1日数百円程度だが、首から上を働かせれば無限の富を生み出せる。」
思考を止めず、読書によって知識をアップデートし、「仕組みや投資」によって富を生み出す――。これこそが、労働の切り売りから脱却し、本当の自由を得るための思考法です。
まとめ:頭脳を磨き、人生の質を高めよう
「いつも考え、本を読み続けるだけで働く必要がなくなる」という域に達するのは決して簡単ではありません。しかし、日々「自分は労働力を切り売っていないか?」「首から上を使って価値を生み出せているか?」と意識し続けることが、資産形成とキャリア磨きの第一歩になります。
- これからお金持ちを目指すためのマインドを身につけたい方
- 労働収入以外の柱を作りたい方
- キャリアや人生の選択に悩んでいる方
『マンガーの投資術』は、そんな方にぜひ手にとってほしい名著です。気になったページを開いて、世界最高峰の知恵に触れてみてはいかがでしょうか。
「なんとなく」の投資から、確信を持てる資産形成へ。
本当に必要な知識を身に付け、行動できるようになるために。
「おすすめの投資信託を買ってみたけれど、これで合っているのか不安…」
「ネットの情報が多すぎて、何を信じればいいか分からない」
そんな風に感じていませんか?
本当に必要なのは、流行の銘柄を追いかけることではなく、時代の変化に左右されない「本質的な資産の見方・考え方」を身につけることです。
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