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投資を始める最初の一歩は、『インデックスファンド』が良い理由。

Moneyコラム

はじめの一歩は、インデックスファンド

インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIX、S&P500といった株価指数などに連動することを目的として作られた『投資信託』です。

インデックスファンドで採用される指数は、どれも基本的に市場の平均的なパフォーマンスを測るために作られています。

つまり、インデックスファンドに投資をすると、市場にある平均的なリスクとリターンの中で運用ができることになり、言い方を変えれば、「運用成績が平均以下になることがない」投資信託だという事もできます。

投資や資産運用をしたことがない初心者や素人であっても、インデックスファンドを買うだけで、投資のプロたちの中に混ざりながらも確実に平均点が取れるという優れものです。

インデックスファンドのメリット

◎インデックスファンドは、運用にかかるコストが安い

◎インデックスファンドを買うだけで、幅広く分散投資ができる。

インデックスファンドは、指数に連動することが目的の投資信託なので、プロの投資家たちのアイデアやノウハウが必要なく、決められたルールに従って機械的に運用するので、人などにかかるコストが抑えられます。

また、時価総額加重平均型など選択するインデックス(指数)によっては、インデックスファンド内で株式などを売買する回数も少なくて済むので、インデックスファンド内の売買コストなども減らせるようになります。

またインデックスファンドのほとんどが、市場の平均値をとるために、目的となる市場に幅広く分散投資をしています。

少数の銘柄に絞って投資をすると、市場の平均値から遠く離れてしまう可能性がありますが、幅広く分散投資をすることで、確率的に市場の平均値に近づくようになります。幅広く分散投資をすることで、いわゆる「大数の法則」とよばれている数学的効果が発揮されます。

アクティブファンドのほとんどが、平均値以下

インデックスファンドとは対極的に、平均点以上のパフォーマンスを上げることを目的とした、プロの投資家たちが運用している投資信託もあります。これらの投資信託を『アクティブファンド』と呼んでいます。

アクティブファンドは、投資に慣れた投資のプロと呼ばれる人たちが、銘柄選別や投資のタイミングなどを上手に計りながら運用していると言われていますが、実際の運用パフォーマンスは、実は平均値以下だと言われています。つまりは、インデックスファンドよりも成績が下という事になります。

アクティブファンドのうち、10年間の運用成績でインデックスファンドを上回ることが出来たのは、2割から3割程度だと言われています。

投資の初心者や素人に対して、このアクティブファンドが向いていないと考えられているのは、無数にあるアクティブファンドの中から、インデックスファンドの成績を上回る2割から3割の投資信託を選び出して投資をすることが確率的に難しいということが挙げられます。

確率的に、10本投資をして、インデックスファンドを上回れるのが2本から3本程度なのなら、最初からインデックスファンドに絞って投資をした方のが合理的だという事です。

インデックスファンドにもいろいろある?

一口にインデックスファンドといっても、実はそのインデックスにもいろんなものがあります。

日本の株式市場を対象とした『日経平均株価』や『TOPIX』、アメリカの株式市場を対象とした『S&P500』や『ナスダック』、ドイツの『DAX』、イギリスの『FTSE100』など、世界の株価指数だけでも本当にたくさんあります。

また、投資の対象を株式ではなく債券に目を向けると、世界の債券市場を対象とした『FTSE世界国債インデックス』や国内の債券市場を対象とした『NOMURA-BPI総合』など、これもまたたくさんあります。

インデックスファンドに投資をすればいいということはわかっても、そのインデックスの中から何を選んだらいいのかというところで、また悩むことになりそうです。

基本的には、どれをえらんでも、インデックスで運用されているという時点で、インデックスファンドの利点である『低コスト』や『幅広い分散投資』という所は、ほぼ大丈夫だと思われるので、考えるべきことは、「投資対象をどこにするか?」になってきます。

インデックスファンドの投資対象の大枠を抑える。

まず、投資対象が『国内』か『国外』かで分類わけします。

そしてその後に、投資資産で分類わけします。

国内

  • 国内株式
  • 国内債券
  • 国内不動産

外国

  • 外国株式
  • 外国債券
  • 外国不動産

大まかにはこのような区分けの中でインデックスを分けて考えます。

そして、国内にするのか国外にするのか、株式にするのか債券にするのかとかんがえてインデックスファンドを選んでいきます。

インデックスファンドの選択に迷ったら?

基本的にどのインデックスファンドを選んでも、おなじ資産グループのものであれば、それほど大きな差はつかないと思われます。

それでも、数あるインデックスファンドの中から、何を選んだらいいのか迷ってしまったら。

2つの方法があります。

一つは、オールカントリー(MSCI All Country WorldIndex)のような全世界株式のインデックスに連動する株式インデックスファンドと、世界先進国の債券(FTSE世界国債インデックス)に連動するインデックスファンドを、一定の割合で投資をするという方法があります。

ちなみに、債券のインデックスファンドについては、できれば「為替ヘッジあり」と書かれているものの方がいいかなと思っています。

もう一つは、少しコストは増えますが、外国の株式と債券のインデックスファンドに、バランスよく配分して投資をしている『バランス型』と呼ばれる投資信託を選ぶ方法です。

これなら、先のように2つに分けることなく、一つの投資信託で事足りることになるので、投資初心者でも簡単に運用できます。

投資の神様も認めたインデックスファンド

投資で世界トップクラスの資産を築き、投資の神様ともよばれている偉大な投資家ウォーレン・バフェット。彼が自分の死後、残された資産の投資先にインデックスファンを選んだという話が、一時期話題となったことがありました。

投資の神様も認めるインデックスファンドの有用性。投資初心者が選ぶには、最適なはじめの一歩だと思われます。

実は、いろいろと投資を経験してくると、インデックスファンド以外の選択肢の有用性にも気づいてくることがあります。

実際、インデックスファンドを推奨しているバフェット自身の投資先は、インデックスファンドではありません。株式投資というものを分かっている人からすると、決してインデックスファンドが最適解というわけではないということのようです。

それでも、これから投資を始めようという人には、インデックスファンドを選ぶという事はとても有効だと感じているし、むしろそれ以外の選択肢はないだろうとさえ思っています。

あくまでも「はじめの一歩」ではあるのかもしれませんが、投資のはじめにはインデックスファンドから選ぶことを強くお薦めします。

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